2006年02月08日

Linux ソフトウェアRAID構築方法

やっとHPサーバにてRAIDの設定が出来ました。

最近購入したHPサーバでハードウェアRAIDが設定不可だったので、
妥協してLinuxでのソフトウェアRAIDにしました。
どうやらこのサーバのオンボードRAIDにはLinuxで組めないらしいです。

というわけで以下はその手順です。
(自分のためにも障害が起こった時用に残しておこう!)

■Linuxインストール時にRAID1の設定方法

※ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの違いは前者がDISKを丸ごと冗長化しますが、
後者はパーティション毎に冗長化します。

1.先ずはLinuxインストール時にRAIDのパーティションを作成します。
GUIモードインストールでディスクパーティションの設定画面まできたら、
「Disk Druidを使用して手動パーティション設定」を選択します。
※「自動パーティション設定」は結構適当にパーティションが組まれるらしい・・・

2.次の画面(ディスクの設定)で「新規」ボタンからパーティションを
作りたいとのころですが、「RAID」ボタンよりRAID用のパーティションを作成します。

3.「RAID」ボタンを押すとRAIDオプション画面が出るので
「ソフトウェアRAIDパーティションを作成」を選択し「OK」

4.パーティション追加画面が出ますので、使用可能なドライブに
「sda」のみにチェックを入れます。容量に「100」と記入し、
追加オプションで「固定容量」、「プライマリパーティションにする」に
それぞれチェックを入れます。

5.同様の操作を繰り返します、ただし今度は使用可能なドライブで、sdbを選択します。
(これでsdaとsdbにて同じ容量のパーティションをつくりました。冗長化は後でします)

6.同様にSWAPパーティションと/パーティション用にB〜Dを繰り返します。
ただし、「プライマリパーティションにする」項目はチェックを外します。
因みに私のパーティション構成は以下です。
/boot 100MB
/swap 1536MB(実メモリサイズの2倍)
/ 残りの容量(最大許容量まで使用にチェック)

7.次に冗長化をするための作業をします。
「RAID」ボタンを押し、RAIDオプション画面を表示させます。

8.RAIDオプション画面より2番目の「RAIDデバイスを作成[default=/dev/md0](D)」を
選択し、「OK」

9.RAIDデバイス作成画面よりマウントポイントを「/boot」、
ファイルシステムタイプは「ex3」のまま、RAIDレベルを「RADI1」、
RAIDメンバーに「sda1」と「sda2」のみを選択し「OK」

10.同様の作業を/swapパーティションと/パーティションにもします。
※/swapパーティションのファイルシステムはswapです。

11.ディスクの設定画面に戻り、RAIDデバイスが表示されているか確認します。

12.インストール終了後は/proc/mdstatとmdadmを確認します。

補足:/proc/mdstatはRAIDボリュームのステータスを確認できます。
例えばリビルド中に確認すると進捗度が表示されます。
どうやらカーネル2.6からmdadmというツールが付属されているらしいです。
これはLinuxソフトウェアRAID md デバイスの管理コマンドで、

このコマンドにオプションをつけるとRAID関連の殆どの操作が可能です。

#cat /proc/mdstat
Personalities : [raid1]
md1 : active raid1 sdb2[1] sda2[0]
1574272 blocks [2/2] [UU]

md2 : active raid1 sdb3[1] sda3[0]
76469312 blocks [2/2] [UU]

md0 : active raid1 sdb1[1] sda1[0]
104320 blocks [2/2] [UU]

unused devices:


※[UU]はDISKが2本RAIDが組まれていることを示します。←つまりRAID1ですね。
障害時は[U_]とか[_U]と表示されます。


#mdadm --misc --detail /dev/md0
/dev/md0:
Version : 00.90.01
Creation Time : Mon Feb 6 09:15:08 2006
Raid Level : raid1
Array Size : 104320 (101.88 MiB 106.82 MB)
Device Size : 104320 (101.88 MiB 106.82 MB)
Raid Devices : 2
Total Devices : 2
Preferred Minor : 0
Persistence : Superblock is persistent

Update Time : Mon Feb 6 00:37:17 2006
State : clean
Active Devices : 2
Working Devices : 2
Failed Devices : 0
Spare Devices : 0


Number Major Minor RaidDevice State
0 8 1 0 active sync /dev/sda1
1 8 17 1 active sync /dev/sdb1
UUID : 0087c162:858fa438:7691c7fb:32263feb
Events : 0.15

※これを/dev/md1と/dev/md2のチェックもしておきます。

出来れば上記2つの結果をリダイレクトしてバックアップをとっておくとよいでしょう!

あ、あとパーティション情報は絶対に控えておいた方が良い!
#fdisk -l /dev/sda > sda_partition_info.txt
#fdisk -l /dev/sdb > sdb_partition_info.txt


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posted by ペー at 22:35 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ソフトウェアRAIDの障害を発見する方法
Excerpt: 久しぶりのコンピュータネタです。 Linux でソフトウェアRAIDを使っています。構築方法は、他のサイトでたくさん紹介されていますので、ここでは私がやっているハードディスクの障害や
Weblog: 中年プログラマblog
Tracked: 2008-02-22 23:04
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